SEO対策

理解してますか?「キーワード選定て何だっけ?」って時に読むページ

このページではサイト作りでとても大事な「キーワード選定」について解説しています。
ブログやペラサイト、アフィリエイトサイト作りのは「キーワード選定」にあると言っても過言ではありません。

もしあなたが、「キーワード選定」をよく理解せずにサイト作りを行っているなら、一旦立ち止まって「キーワード選定」を理解してください。
少しややこしい話ですが、キーワードを理解しているのとしていないのでは、成果に大きな差がついてしまいます。
今やっていることが無駄になってしまう可能性もあります。
初心者の方にも分かりやすく解説したつもりですので、初心者の方もそうでない方も確認のつもりで読んでみてください。

SEOの基礎シリーズでは長い説明や他のページを読む必要もありますが、一度で理解する必要はありません。理解するまでは難しい題材ですが、何度も実践と勉強を繰り返して会得すべきことですので頑張りましょう。ここで頑張れるかが、成功の可否を握っています。

キーワード選定とは

みなさんはインターネットで検索する時にどのように検索するでしょうか。
例えば、サッカーについて調べたいと思ったら<サッカー>と検索するかと思います。

この<サッカー>という検索ワードが、いわゆる「キーワード」のことです。

つまり「キーワード選定」というのは、サイトやページを作る時にどんな「キーワード(検索ワード)」をテーマにして作るかということです。
<サッカー>というワードで検索した人をターゲットとするサイトを作る。
それが「キーワード選定」です。

「よし、自分はサッカーが好きで知識もあるし、世の中にはサッカー好きの人も沢山いるから<サッカー>というキーワードでサイトを作ろう!」
という感じです。

しかし、ここで問題が発生します。
単純に自分のやりたい「キーワード」でサイトを作っても、失敗する可能性が高いのです。
なぜなら、キーワードの範囲が広すぎるからです。

サッカー

キーワードを絞る(キーワードの種類)

例えば、<サッカー>というキーワードでサイトを作ったらどうなるでしょう。
世の中には<サッカー>をテーマにしたサイトが沢山あります。
これらのライバルを跳ね除けて、自分のサイトを検索上位表示させることが可能でしょうか?
これは非常に厳しいことだと言えます。

どんなに良いサイトを作ろうとも、検索上位に表示されなければ読まれることはありません
少なくとも検索結果1ページ目に表示される必要がありますし、表示される努力(SEO対策)をしなければいけません。

ではどうしたらいいのでしょうか?
それには「キーワードを絞る」ことが大切になります。
キーワードを絞るとは、<サッカー>という大きな範囲から<サッカー Jリーグ>などと範囲を小さくすることです。

キーワードの範囲を小さくすればするほど、ライバルが減って上位表示させることが簡単になっていきます。
<サッカー Jリーグ>→
<サッカー Jリーグ 鹿島アントラーズ>→
<サッカー Jリーグ 鹿島アントラーズ 選手>→
<サッカー Jリーグ 鹿島アントラーズ 選手 身長>といった感じです。

ただし、いくらライバルが少なくても検索ユーザーまでもが少ないと意味がありません。
例えば<サッカー 相撲 類似性>というキーワードでサイトを作れば、ライバルはいないかもしれませんが、検索する人もほとんどいません。

「キーワード選定」のポイントの一つは「ライバル数と検索ユーザー数のバランス」を見るということです。
「ライバル数と検索ユーザー数のバランス」を基準にキーワードは大きく3つに分けられます。

「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」です。

ビッグキーワード

検索ユーザーも多いがライバルも多いキーワードのこと。(月間検索回数が数万回)
例:「東京 観光」「仕事 探し」「ダイエット メニュー」

多くの人が知りたがることで、よく検索するであろうワード。
もしビッグキーワードで上位表示できれば、多くのアクセス数を獲得できるが、ライバルが多い為に新規参入サイトには厳しいものがある。
しかし、長い目でみれば挑戦してみる価値はある。

ミドルキーワード

ビッグキーワードほどではないが、そこそこの検索数とライバルがいるワード。(月間検索回数が数千回)
例:「東京 観光 一人」「仕事 探し 主婦」「ダイエット メニュー おから」

ミドルキーワードは新規参入サイトでも、努力次第では検索上位可能な場合があります。
効果的に取り入れたいキーワードです。

スモールキーワード

ライバルも検索数も少ないワード。(月間検索回数が数百回以下)
例:「東京 10代 観光」「仕事 カルフォルニア 求人」「ダイエット ー10キロ」

スモールキーワードはライバルが少ないため、新規参入サイトでも上位表示が可能です。
新規サイトはスモールキーワードでコツコツアクセスを稼ぎ、徐々にサイトの評価を上げていき、ミドルキーワード、ビッグキーワードへとステップアップするのがサイト作りの定石です。
また、ペラサイトではスモールキーワード選定がとても大切です。

3つのキーワードのからめ方

サイト作りでは「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」3つを上手く活用することが大切になります。
どれか一つではだめです。

「ビッグキーワード」だけで攻めていては、いつまで経っても検索上位に表示されない為にアクセス数が上がらず、サイト評価は上がりません。(アクセス数が多いとサイトの評価も上がっていきます。)
「スモールキーワード」ばかりで攻めても、そこそこのアクセスはあるものの、多くのアクセスを稼ぐことは出来ません。

キーワード選定の基本的な流れは下記のような感じです。

「スモールキーワード」でこつこつアクセスを集める。

徐々にサイト評価を上げていく。

「ミドルキーワード」でも上位表示されるようになっていき、アクセス数が増えていく。

さらにサイトの評価が上がる。

「ビッグキーワード」でも上位表示されるようになってくる。

アクセス数は大きく伸び、収益化できてくる。

やはり、収益化となるとビッグキーワードで上位表示されないと金額的には低くなってしまいます。(ビッグキーワードでなくても高額稼げる場合もありますが。)
最終的にはビッグキーワードでの上位表示を目指すのが良いでしょう。

では、この3つのキーワードを、どうからめていけば良いのでしょうか。
一つのモデルを説明します。

①:まずサイト自体のテーマは「ビッグキーワード」にします。

例:ビッグキーワードを「鹿島アントラーズ」とします。
サイトタイトルを「鹿島アントラーズが好きだ」として、アントラーズに関する総合情報サイトとします。
※キーワードは必ずサイトタイトルや記事タイトルに入れるようにしてください。

②:そして、記事カテゴリーに「ミドルキーワード」を設定します。

例:「鹿島アントラーズ 選手」や「鹿島アントラーズ 試合」などのカテゴリーをつくります。

③:そして、スモールキーワードによる記事を作っていきます。

例:「アントラーズ〇〇選手の詳細情報」「アントラーズ◯月◯日の試合結果詳細」などの記事を沢山書いていきます。

このようにすると、まずスモールキーワードの各記事にアクセスが少しずつ集まりだします。
するとカテゴリー自体の評価が高くなり、ミドルキーワードでも検索上位に表示されるようになってきます
するとさらにアクセス数が増え、サイトの評価(サイトランク)が上がりビッグキーワードでも上位表示が見えてくるという流れです。

この流れは一つのモデルではありますが、現在多くのブログサイトで行なわれているやり方です。
この方法で上位表示を目指すには、オリジナルの情報で大量の記事が必要となってきます。
逆に言うと、この手法が取れるのがブログサイトですので、現在ブログサイトが検索上位表示に強くなっているというのは、こういう訳なのです。

ブログ

もう一つのキーワード選定のポイント

キーワード選定には「ライバル数と検索数」を意識したビッグ、ミドル、スモールがあると解説しましたが、もう一つ注意しなければいけないポイントがあります。

それはアクセス数だけを考えた時には問題にはならないのですが、収益化を考えた時に大事になるポイントです。
それは「この検索ワードで調べものをしている人はどういう目的があるのか」ということです。

つまり「何かを買おうとしてる人か」それとも「ただ調べ事をしているのか」という事が重要になってきます。
例えば、「サッカー ボール 値段」で調べている人は、サッカーボールの購入を検討している人だということが予想されます。

しかし、「サッカー ボール 作り方」で調べている人は、興味本位で調べている可能性が高いですよね。
ボールを買うつもりは、あまり無さそうです。

この「何かを買おうとしている人に合わせたキーワードにすることも、収益化のためには大事になってきます。
しかし、購入動機の高いキーワードはライバルも多いのが現状です。
そこで、アクセス数を獲得を目指しあえて「何も買わない人」をターゲットにキーワード選定するのも一つの方法です。
「購入動機の低いキーワード」は検索数が多くてもライバルが少ない傾向にあります。

検索数の割にはライバルが少ないキーワードで攻めることが出来れば、アクセス数を稼ぐことが出来、サイトの評価をあげることが出来るでしょう。(Googleアドセンスである程度の収益化もできますし。)
収益化はサイト評価が上がってから考えても遅くはありません。
というよりも、アクセス数が一定量ないと収益化も出来ません。

買う

キーワード種類まとめ

それではここまで見てきたキーワードの種類をまとめておきましょう。

・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・スモールキーワード

そして
・購入動機の強さ

を意識する必要があります。

キーワードの折り込み方

キーワードはタイトルには必ず入れるようにしてください。
本文では見出し(h2やh3)を適度に使い、そこにもキーワードを組み込みます。

本文の文章にも自然にキーワードを使ってください。
過度なキーワードの使用や、不自然な使用はペナルティの原因になりますので気を付けましょう。

変にキーワードの数を意識する必要はありません。
キーワードをどれくらい組み込むかより、ユーザーにとって分かりやすい記事を作ることを意識する方が大事になってきます。(それでもタイトルには必ず入れてください。)

Googleのサイト評価アルゴリズムはどんどん進化していて、「ユーザーの為のサイト=検索上位のサイト」となっていっています。
ひと昔前の小手先SEO対策は意味がなくなり、逆にマイナス評価の原因ともなります。
「ユーザーの為のサイト」が「検索上位表示」の基本になることを忘れないようにしてください。

seo

キーワードのつけ方

それではキーワード選定の定番のやり方を説明していきます。
キーワード選定ではGoogleAdwordsキーワードプランナーを使うのが定石となっています。
GoogleAdwordsキーワードプランナーの使い方はこちら。↓

>>[2017年]GoogleAdwordsキーワードプランナー使用方法

キーワード候補が決まったら、実際にそのキーワードで検索してみます。
そこで上位表示されるライバルをチェックしていきましょう。
ライバルチェック方法はこちら↓のページ内で説明しています。

>>ペラサイトで一番大事なこと。[スモールキーワードのつけ方]

ライバルチェックが終わり、キーワードを選定したら、いよいよサイト及び記事の作成です。
記事タイトルの考え方はこちら↓のページを参考にしてください。

>>ブログ記事タイトルのつけ方は2本の軸を意識する

まとめ

キーワード選定はブログ、ペラサイト、アフィリエイトサイトにとって、とても重要なSEO対策です。
キーワード選定には正しい知識と経験による勘が必要となってきます。
私は、メインの大規模ブログサイトとペラサイトの量産をオススメしていますが、ペラサイトで数多くのキーワード選定を行うことでノウハウをメインのブログサイトにフィードバック出来ると考えています。

ペラサイトのキーワード選定方法は上記リンクの「ペラサイトで一番大事なこと。[スモールキーワードのつけ方]」ページで説明しています。

ぜひみなさんも沢山キーワード選定を行って、精度を高め上位表示を目指してください。
キーワード選定に特別な能力は必要ありません。
基本をコツコツやった人に上位表示の恩恵が現れるでしょう。

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