アフィリエイト

[実例あり]稼げるペラサイトと稼げないペラサイトの作り方

[私が作ったペラサイトを2つ公開します!一つは稼げるもの、一つは稼げないものです。]

ペラサイトの嘘と本当

こんにちは。今回はペラサイトについてのお話です。
ペラサイトとは簡単にいうとペラッペラのサイトのことです。

一枚しかページがなくて、文字数も3,000文字〜くらいの簡単なサイトのことを一般に指します。(後ほど私が作ったペラサイトをお見せします。)
ペラサイトは簡単に作ることが出来るので、「ペラのアフィリエイトサイトを沢山量産して少額の稼ぎを沢山得ましょう」みたいな話がネットには転がっています。

もし、一つのペラサイトで1ヶ月に5,000円稼げたらどうなるでしょう?(5,000円くらいだったらいけそうな気がしますね。)
ペラサイトは一般に1日もあれば出来上がると言われています。
1ヶ月ほど頑張って30ペラサイト作ったら、5,000円×30サイトで月に15万の稼ぎになります。
作ってしまえば放置しておくだけで、15万の収入が自動的に入ってくるわけです。

ペラサイトは人によっては1〜2時間で作れますので、1ヶ月で100サイト作る人もいるようです。
もちろん、闇雲に作ればいいというわけでなく、キーワード選定や商品選定をしっかりしないといけませんが、それでもこんな夢のような話あるでしょうか?

「作る時に頑張れば、後は何もしなくていい夢のようなサイト」
こんなイメージを持った私も、実際にペラサイトをいくつか作ってみました。

しかし、そこで分かったのはペラサイトの「嘘と本当」でした。

嘘

稼げるペラサイトとは

「月に5,000円稼ぐペラサイト」

この響きだけだと、簡単に作れそうな気がします。
世の中のアフィリエイターには月に何十万、何百万と稼いでる人が何人といます。

「じゃあ、月に5,000円くらい稼ぐサイトを作るのは簡単だろう。」

と思うのです。
しかし、私の意見を言わせてもらうと、「5,000円稼ぐペラサイトを作るのは非常に大変だ」ということです。
1〜2時間でちょちょいと作ったペラサイトが5,000円稼ぐなんて、基本的にありません。
タイミングや運や商品選定のセンスなど、色々な幸運が積み重ならないと基本的にはありえません。

私もペラサイトは作っていますが、その多くが失敗
つまり1円も稼がないサイトです。
5,000円どころか1円も発生しないものが、沢山あるのです。

しかし、全てのペラサイトが稼げない訳ではありません。
稼げるものもあります。
事実、一つのペラサイトで何十万も稼いでる人もいます。

ではどんなペラサイトなら稼げるのか?
私の実感で言わせてもらいますと、稼げるペラサイトとは・・・
頑張って作った」ペラサイトです。

つまり、1〜2時間で簡単に作ったものではなく、商品選定やキーワード選定、文章構成等々にこだわって、ある程度の時間をかけて作ったものです。
「何だ、結局そんなことか。」と思われるかもしれませんが、結局はそうだとしか言えないのです。
簡単に片手間で作ったものは成果は出ずに、頑張って時間をかけて作ったものには成果が付いてくるものなのです。
至極当然、当たり前の世の中の原理です。

中には「簡単に作ったものでも稼げる」ということもあるかもしれませんが、それはあくまでも例外だったりラッキーだと考えるべきでしょう。
これからペラサイトを作っていこうとする場合に、ラッキー狙いでは宝くじを買うようなものです。
100個200個作れば当たるものもあるかもしれませんが、不確実な話です。

ペラサイト作りでも大事なことは頑張ってコンテンツを充実させることです。
特にグーグルのサイト評価の基準がコンテンツの充実中心になってからは、この傾向が強いようです。
稼げるペラサイトを作るには、人を上回る努力や情熱が必要なのです。

簡単に作ったペラサイトで月5,000円稼ぐ←
頑張って作ったペラサイトで月5,000円稼ぐ←本当

私が実際にペラサイト作りをして感じた「嘘と本当」とはこれです。

本当

ペラサイトの意義

それでは、「ペラサイトの意義」とは何になってくるでしょう?
そもそもペラサイトの魅力の一つは「簡単に作れる」だったはずです。

結局、時間をかけるのであれば、正式な何ページもあるサイトを作ったほうがいいんではないか?
という風に考えます。
確かにそうです。
しかし、私はここで新たなペラサイトの意義を提案したいと思います。

それは、「実験」です。

アフィリエイトサイト等を作る時には、キーワード選定商品選定がとても重要になってきます。
皆さん、色々考えてサイトを作られると思いますが、そのキーワードや商品が実際に当たるかは「やってみないと分からない」ところがあります。

その当たるかどうかをペラサイトを作って「実験」するわけです。
ある程度のボリュームのあるペラサイトを作って、3ヶ月ほど様子を見ると、だいたいその商品とキーワードに可能性があるかが見えてきます。
伸びそうなサイトは少しずつでも変化がありますし、ダメなサイトはどれだけ待っても変化はありません。

伸びる可能性があるサイトが見つかれば、さらにコンテンツを充実させたりページを増やしていけばいいわけです。
将来の拡張性を見越したペラサイトを最初から作っておくのです。
可能性が見えてる訳ですから、モチベーションも高く、楽しく取り組めると思います。

もし、あなたがメインサイトを持っていて、そのサイトでも扱えるテーマだったら、わざわざペラサイトを作って実験する必要はないでしょう。
メインサイトの一ページで試してみればいいことです。

しかし、メインサイトと全くジャンルが違う場合はペラサイトが有効です。
ペラサイトを作って、今まで挑戦したことのないジャンルで実験するのも良いでしょう。
ドメイン料がかかってしまうかと思いますが、激安ドメインでもかまわないと思います。
最初の一年100円ぐらいのドメインを選んで、当たらなければ一年で破棄すればいいのですから。
※当たった場合はドメインを変えないようにしてください。ドメインを変更すると積み上げて来たものがゼロになります。

また、この実験を繰り返していくと「何が当たって何が外れる」かがある程度分かってきます。
作れば作るほど当たる可能性を上げていけますし、自分に実力が付いてくるのが実感できますので自信も生まれてきます。
私の場合はペラサイト作りを通して、アフィリエイトを学んだと言ってもいいくらい勉強になりました。

実験

ペラサイトの作り方はこちらで解説してますので後ほど読まれてください。➡︎『そのペラサイトの作り方で大丈夫?大事な大事な2つのポイント』
それではお待たせしました。
稼げるペラサイトと稼げないペラサイトの実例です。

成功ペラサイト実例

こちらが私が作ったペラサイトの成功例です。

※大変残念ですが、公開していたペラサイトのコピーサイトが発見されたので、申し訳ありませんが公開を中止しています。(コピーサイトはGoogleに報告して削除してもらいました。怒)
今後の公開予定は未定となっています。

このペラサイトは開設して半年ほどで伸びる可能性があるなと判断したペラサイトです。
ほとんど手をつけなくても、だいたい月に3〜4万円ほど稼いでくれています。

スモールキーワードで作ったサイトで、アフィリエイトASPには商材がないのでAmazonと楽天市場のアソシエイトリンクを貼っています。
バックリンク(自演リンク)は無しで、何の更新もしてなかったのですが、徐々にPV数が増えて収入が出てきたので、伸びる可能性があると判断してページを増やしたりしました。

そこそこのコンテンツ内容が出来たと思いますが、トップページはおそらく一週間くらいかけて作ったと思います。(かかりすぎですが・・・。)
まずキーワード選定から初めて、次に商品の選定。
調べたところ、商品のアフィリエイトASPでの取り扱いがなく残念でしたが、Amazonアソシエイトでリンクを貼ることに。
と言ってもAmazonアソシエイトはサイトごとに審査が必要なので、リンクがないままとりあえず頑張ってページ作りを開始。

文字数的には5,000文字くらいですが、商品のリサーチ数が多いのでなかなか大変でした。
一応完成してから、Amazonアソシエイトに審査申し込みをしたところ、なんと不合格

このペラサイトが無駄に終わるのかと怒りと絶望に震えましたが、、「もしもアフィリエイト」経由で申し込んだところ合格。一安心しました。
「もしもアフィリエイト」経由だと審査が通りやすいですし、デメリットもないので登録おすすめです。
※通りやすいといっても最近はサイトページ数が5ページは必要なようです。

>>もしもアフィリエイトの登録方法はこちらで詳しく解説しています→『[初心者向け]もしもアフィリエイトの登録と使用方法』

現在「このスモールキーワード」で検索すると、ショップサイトを除けば上位3つ以内に表示されるようになっています。(時々消えたりしてまだ不安定ですが)
月間8,000PVほどの訪問があります。

訪問ユーザーの数の割には商品の購入率は高く、買い物をする気のあるユーザーが来てくれていると思います。
惜しむらくは、Amazonアソシエイトは手数料が低いのが残念です。
ASPでの取り扱いがあれば、もっと金額が上がったのでしょうが。

稼ぎ

稼げないペラサイト

それでは失敗だったペラサイトはこちらです。

>結婚式二次会のやり方~ご友人に頼む前に~

失敗したペラサイトを公開するのは恥ずかしいですが、これはダメでした。
このサイトは確か1日程度で作ったと記憶しています。

先ほどのサイト同様バックリンクは無しで、何の更新もしていません。
それほどペラッペラでは無い気がしてましたが、この程度では全然だめでした。
何よりアフィリエイトサイト感がありますし、ユーザーの為のサイトという観点で言えば先ほどのサイトとは雲泥の差かと思います。

開設から半年ほど経ちますが、月の訪問ユーザー数も5人くらいのまま、増える様子もありません
「結婚式 二次会 友人」というキーワードでは全然表示されませんし、「結婚式 二次会 友人 頼む」でようやく3ページ目に表示される程度です。
アフィリエイトASPからまず商品を探す方法でこの商材を選びましたが、この程度のボリュームやコンテンツではグーグルにもユーザーにも相手にされませんし、キーワード選定としても良くありませんでした。

今の所このサイトは1円も生み出していません

ゼロ

商材選びが先かキーワード選定が先か

ペラサイトに限らず、アフィリエイトサイトにおいて「商材選定」「キーワード選定」は重要なポイントです。
では、どちらを優先して考えるべきでしょうか?

これは正直どちらとも言えません。

商材選定から先にしますと、通常アフィリエイトASPで商品を探します。
そこで報酬や様々な条件を考えて、商材を選びます。
すると、人気商材はやはりライバルが多くなりますし、キーワード選定も思ったように自由に出来ないことがあります。(どうしてもキーワードが似通ってしまう。)
つまり、「売れた時の報酬は多いが中々売れない」傾向になります。

キーワード選定からしますと、「これは狙い目だ」というようなスモールキーワードを思いついたとしても、その商品がアフィリエイトASPにないと、Amazonや楽天市場からの手数料になってしまいます。
すると手数料は安いので、「売れやすいが単価が安い」となってしまうのです。

つまりどちらにもメリット、デメリットがあるのです。
ベストは「良いキーワードが思いついて、その商品がASPにもあった」というのがベストなんでしょうが、中々そう上手くはいかないものです。

どちらかを選べと言われたら私は「キーワード選定」からするべきかなと思います。
少額でも売れなければ話になりませんから。
大きな収益を狙うなら、「商材選定」からが良いでしょう。
もしかしたら、まだ誰も手をつけてない新手の商材が出てきて、上手く稼げるかもしれません。
その場合は、常にASPの新着商材をチェックしておく必要があります。

私はしたことないですが、あえてASPの誰も選ばなさそうな商材を選ぶのもありかもしれません。
手数料が低かったり売れなさそうな商品だと、扱う人が少なそうなので、あえて挑戦するのも面白いかもしれませんね。
でも同じことを考える人はある程度いるでしょうから、その時も力の入ったペラサイトを作る必要がありますが・・・。

>>ペラサイトを作る時のポイントはこちら➡︎『そのペラサイトの作り方で大丈夫?大事な大事な2つのポイント』
>>キーワード選定のコツはこちら➡︎『ペラサイトで一番大事なこと。[スモールキーワードのつけ方]』
>>商材選定のコツはこちら➡︎『ペラサイトの商材(広告)選定のやり方』

迷う

まとめ

いかがだったでしょうか?
実際にペラサイトを公開して、私流のペラサイト論を書いてみました。
Googleの方針的に今後はペラサイトのような内容の薄いサイトは評価されない方向に行くかと思われます

しかし、ペラサイトを使って実験をしながらサイト作りをしてくのもアリなんじゃないかなと私は考えています。
私も当メインサイトで扱えるものは扱いますが、違うジャンルのものは今後もペラサイトで実験していこうと思っています。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。

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