今回は「脇の臭い」の対処法に関する記事です。
私は「ヌーラ」と「クエン酸水」と「重曹水」の組み合わせでかなり臭いを改善できたので、その方法を共有しておきます。
過程を書いてますが、結論のみを知りたい方は「結論」の項目までお飛びください。
目次
脇の臭いに悩んでいた
私は元々は体臭はキツくない方でした。
しかし、30歳を超えた辺りから徐々に脇の臭いが気になり始め、年々汗臭くなっていっていたので非常に困っていました。
特に右の脇が臭うようになります。
利き手側の脇が強く臭うことはよくあることらしく、ワキガではないものの、とても不快な臭いを放っていました。
特に衣服に付いた臭いは強烈でしつこく、消臭スプレーや香水をつけても誤魔化しきれるものでない状態でした。
衣服についた脇臭を解決してくれる「ヌーラ」
そんな時に出会ったのが「ヌーラ」です。
色々調べた結果、多くの人が絶賛している「ヌーラ」というものに非常に興味が湧きました。
ヌーラは衣服についた脇の臭いを「取る」または「予防」することが出来る液体です。
イオンの力を使い、臭いの元を分解してくれるそうで、安全性も高そうです。
※ワキガにはヌーラは効かないそうです。ワキガの方には「ヌーラビオ」というものがあります。
ヌーラを注文
ということで、早速Amazonでヌーラを注文してみました。
210mlで1,944円でした。
消臭剤などに比べると少し高く感じます。
あと56円で送料無料なので、適当に安いものも一緒に買っておきました。
使い方は「臭いがついた衣服にスプレーする」か、「臭い出す前にあらかじめスプレーしておく」というものです。
早速、臭くなった衣服の脇部分にスプレーしてみます。。。
「す、すごい・・・。」
本当に臭いが消えています。
どんな消臭剤をかけても消えなかった臭いが消えています。
これは凄いということで、今度はあらかじめ衣服の脇部分にスプレーします。
ヌーラは見た目は普通の水なので、衣服にスプレーすると濡れた跡が普通に付きます。
このままでは、脇汗すごい人状態で着れないので、着る前日などある程度時間をおいてスプレーしておくと良いでしょう。
⬇︎私の場合は裏側のつなぎ目の辺りにしっかりスプレーしています。
これも非常に効果がありました。
今までだと汗臭くなっていた状況でも、臭くなりません。
本当にすごい。
しかし、完璧ではなかった
しかし、何度か使っているうちに、臭うこともあるようになりました。
やはり様々な悪条件が重なると、以前ほどではないにしろ臭いが発生することがありました。
また、ヌーラは肌に直接つける事は出来ないので、脇自体のケアは出来ません。
そこで脇自体の臭いを抑える方法はないかと調べてみる事にしました。
「クエン酸水」と「重曹水」
私は肌に直接つけるものは「なるべく低刺激のもの」が良いと考えているので、いわゆる「脇の臭い対策のクリーム」などは候補としませんでした。
また、ヌーラですでにお金を使っているので、これ以上の出費は抑えたいという気持ちもありました。
最初の候補は「ミョウバン水」
そこで最初に出会ったのが「ミョウバン水」です。
なかなか評判が良いようで、安く作れるのでやってみる価値はあります。
300円ほどで購入して作ってみようとしました。
しかし!
なんと「ミョウバン」は硫酸カリウムアルミニウム、すなわち「アルミ」ではありませんか。
「アルミ」といえば、一部では人体に悪影響があると言われる金属です。(様々な意見があるので真実は分かりませんが。)
「アルミ」の分子は大きいので「経皮吸収」はされないらしいのですが、何となく気になってしまいます。
「スプレーした時吸い込んだりしても大丈夫かな」とか思うと使う気になりません。
しかたないので、別の方法を探してみます。
次の候補「クエン酸水」
次に見つけたのは「クエン酸水」です。
クエン酸は「酸性」です。
肌というのは本来「弱酸性」に保たれているそうなのですが、汗に含まれるアンモニアにより「アルカリ性」に振れてしまうそうです、
そこで「酸性」である「クエン酸水」で中和して、臭いを抑える効果があるとのことでした。
クエン酸なら害もありませんし、100円ショップでも手に入ります。
早速「クエン酸水」を作って。脇に直接スプレーしてみることにしました。
「う〜ん、変わらない・・・」
残念ながらクエン酸水をスプレーしても改善はされませんでした。
やはりこういった民間療法的なのは効かないのだろうか・・・
諦めかけていた時に、「汗の性質は人によって違う」という情報を見つけました。
人によっては「アルカリ性で臭う人」と「酸性で臭う人」がいるようです。
そこで目を付けたのが「重曹水」です。
次の候補「重曹水」
「重曹水」も脇臭に効くと言われていますが、「重曹水」は「弱アルカリ性」です。
つまり、「酸性で臭う人」には「重曹水」が効くというわけです。
重曹なら家にもありますし、安全性も高いのですぐに試すことができます。
早速やってみました。
「き、効いた!」
なんと効果てきめん。
臭っていた脇に直接スプレーすると、簡単に臭いが消えました。
私は「酸性で臭う人」だったようで、「重曹水」で中和することで臭いが消えたのです。
ちなみに私の臭いは香辛料系の感じです。言われてみれば少し酸性の感じがするような。
「ヌーラ」と「重曹水」さえあれば、脇の臭いの悩みとおさらば出来ると、非常に嬉しい気持ちになりました。
しかし、話はそれだけでは終わりませんでした。。
再び臭い発生!
脇が臭うたびに「重曹水」をスプレーしていた私ですが、いまいち効果が長続きしないのが悩みでした。
その時は臭いは消えるのですが、新たな汗をかくとまた臭いが発生するのです。
そこで私は「まだ臭ってない脇」に予防的に「重曹水」をスプレーすることにしました。
「よし、これで完璧だろう」
と思ったのですが、これが悲劇を引き起こすことになります。
その後外出し、しばらくした時にふと脇が臭っていることに気づきました。
「あれ、おかしいな」
と思いつつ様子を見ていると、臭いはどんどんひどくなっていきます。
しかもその臭いはいつもの比ではありません。
かなりの臭いです。
「え、やばい」
と思いながら、携帯していたヌーラを脇にスプレーします。
濡れてしまいますが、くさいよりはマシです。
しかし、今回はヌーラが効きません。
ヌーラが効かないほどの強い臭いです。
結局その臭いを消す事は出来ず、人を避けるようにして帰宅しました。
今まで発生したことのないような強い臭いにショックを受け、「自分の脇は一体どうしてしまったんだろう。色々やり過ぎて悪影響が出てしまったのか。」などと落ち込んでしまいました。
しかし、あることに気づき、この問題は一気に解決に向かうことになります。
肌は基本は弱酸性
人間の肌は基本的に弱酸性だというのは先ほどお話しました。
ではなぜ弱酸性なのかというと、それは細菌の増殖を抑えるためなのです。
つまり「弱酸性の状態」が理想的な肌の状態なのです。
私の場合は「酸性で臭う人」なので、「重曹水」を使うことで臭いを中和出来ていたのですが、そのままだと肌が弱アルカリ性になっていて、細菌が増殖しやすい環境になっていたようです。
ですので、予防的に「重曹水」を使ったことで、「臭いが発生しやすい環境」を作ってしまっていたのです。
考えてみれば、私は風呂上がりに汗をかくと臭いが発生していました。
一番綺麗なはずの状態なのに臭いが発生するなんて謎だと思っていましたが、弱アルカリ性の石鹸で体を洗うことで皮膚が弱アルカリ性になっていたのです。
これを解決するために再び「クエン酸水」の登場です。
「重曹水」で臭いを取った後、少し時間をおいて「クエン酸水」で皮膚を再び弱酸性の状態に戻しておく。
これで新たな臭いの発生を極力抑えることに成功したのです。
さらに「ヌーラ」も使用しておけば鬼に金棒。
「これで臭わない」という自信も湧いてくるので、臭いやすい冷や汗をかくこともなくなりました。
3本を使いわけるのは多少面倒ですが、スプレーをして臭いがスッと消えるのは快感でもあります。
これで私の脇の臭い問題は解決したのです。
結論
「酸性で臭う人」である私の場合ですが、
・脇が臭ったら、脇に直接重曹水をスプレーする。
・その後、クエン酸水をスプレーして肌を弱酸性の状態にしておく。
・服にはヌーラをスプレーしておく。
・予防的に脇にスプレーするならクエン酸水を使う。
ことで、脇の臭い問題を大幅に改善することが出来ました。
特に、「お風呂上がりにクエン酸水をスプレーしておくと予防に効果的」だと思います。
私の場合は時折クエン酸水をスプレーして臭いの発生を抑えることに成功しているので、重曹水の出番はほとんどない状態です。
では「ヌーラの買い方」と「重曹水の作り方」「クエン酸水の作り方」も解説しておきますので、参考にされてください。
ヌーラの買い方
ヌーラをお得に買う方法は、「お買い得詰替パック」です。
1,000mlで5,122円ですので、単価から考えると非常にお得です。
しかし、初めての購入だと210mlの1,944円が無難だと思います。
「買ったものの効かなかった」では勿体無いので、最初は210mlがオススメです。
もっと小さい30mlで864円といのもありますが、さすがに容量が少なすぎるのでお試しとしてもオススメは出来ません。
公式サイトでもAmazonでも値段は変わりませんが、公式サイトだと5,400円(税込)以上じゃないと送料は無料になりません。
最初はAmazonで210mlを買うのがオススメです。
(効果があって使い続けるのであれば次から詰替用にするのが良いでしょう。公式サイトで買うメリットとしてはポイントが溜まるという所です。)
と言っても、Amazonでもあと56円は何か買わないと送料無料になりませんのでご注意ください。
合わせて買うなら下記の「クエン酸(食品添加物グレード)」がおすすめです。
※「重曹」と「クエン酸」にはそれぞれグレードがあって「薬用」「食用」「掃除用」とがあります。
肌に直接使うものですので両者とも「食用」を使いたいところです。
重曹は100円ショップセリアで売っている「重曹物語」(食用)」がおすすめです。
クエン酸は残念ながら100円ショップでの食用グレードの取り扱いはなく(私が調べた限りですが)、薬局などに行かないとありません。
Amazonで50gで368円と少し値段はしますが、他で買うよりは安いはずです。
50gでもけっこうな量のクエン酸水が作れます。ちなみに500gで603円の商品もあります。
1〜2回試すだけなら、100円ショップのクエン酸で試してみても良いでしょう。(その場合はクエン酸物語という商品がおすすめです。紛らわしい表示がしてありますが食用グレードではありません。)
100円ショップでは「携帯用スプレーボトル(30ml推奨)」も買っておきましょう。
Amazonよりお得です。
携帯用スプレーボトルはヌーラ用も欲しいのであれば3本必要になります。
ちなみにヌーラはいわゆる「ワキガ」には効きません。
ワキガの方はヌーラビオという商品があるので、そちらを見てみると良いでしょう。
重曹水の作り方
ペットボトルに水を100ml入れ、重曹(食用)を小さじ1杯加えます。
よく混ぜたら、スプレーボトルに入れ脇にスプレーするだけです。
念のため、腕などでパッチテストを行い、問題があれば濃度は調整してください。
あまり作りすぎても保存が効かないので100mlずつ作るのが良いでしょう。
1週間程度で使い切ると理想的です。
・水100mlに対して小さじ1杯
クエン酸水の作り方
ペットボトルに水を500ml入れ、クエン酸(食用)を小さじ1杯加えます。
よく混ぜたら、スプレーボトルに入れ脇にスプレーするだけです。
念のため、腕などでパッチテストを行い、問題があれば濃度は調整してください。
こちらも2〜3週間で使い切りたいところですが、量が多いので冷蔵庫保存すると良いでしょう。
もちろん、量を調整して作っても全然かまいません。
私はもう少し濃度を濃くして使っています。
・水500mlに対して小さじ1杯
⬇︎スプレーボトルは携帯に便利な30mlのものを100円ショップで購入しました。
まとめ
以上、私の脇の臭い対策方法でした。
ヌーラでは多少コストがかかりますが、クエン酸水と重曹水は安いので気兼ねなく使うことが出来ます。
臭い対策は体質によって解決方法が人それぞれ違いますが、私のやり方が参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。