Googleが推奨するAMP(Accelerated Mobile Pages)。
AMPをサイトに導入することで、ページのモバイル表示が劇的に速くなるため、AMP対応のサイトもちらほら見かけるようになりました。
特にSEOを意識しているブログでは導入していることが多いようです。
しかし、私は『AMPは導入しない』ことに決めました。
今回はその理由について話したいと思います。
AMPにしない決定的な理由
私がAMPを導入しない決定的な理由はずばり『将来性』です。
2016年から始まったAMPですが、いまいち導入しているサイトは増えてないようです。
その理由として
・デザインが崩れる。
・ページを適応させる作業工数が大変。
・SEO上の利点がそれほどでもない。
・広告収入が下がる。
といった点が挙げられます。
ページの表示速度が速くなるのは確かに魅力ですが、それに伴いデザインが崩れてしまっては「ユーザーエクスペリエンス(ユーザーの快適性)」は必ずしも高くはないと私は思います。
デザインにこだわらない記事ページであれば、たしかに導入しやすいかもしれません。
しかし、シンプルな記事ページではそもそもページ表示速度は遅くはないので必要性も高くない気がします。
不完全なシステム?
私にはAMPは不完全なシステムに感じられます。
スピードを得る代わりに別のものを犠牲にするシステムですので、「本当にAMPはスタンダードなものに成りうるのか?」という疑問が付きまといます。
いくらGoogleが推奨するシステムでも、それがいつも完璧とは限りません。
Googleでも数多くの失敗があります。
登場しては消えていったシステムが沢山あります。
ゆえにAMPには懐疑的な目で見てしまうのです。
いくらGoogleが推奨しても、みんなが利用しなければ無くなっていきます。
「HTTPS化」のような確実に実現しそうなものならまだしも、AMPの将来性には不安が残ります。
もっと良いものが出てきそう
また、AMPは今後の通信速度の高速化に伴い必要性がなくなるという分析結果もあります。
(通信速度が速くなればAMPでなくても、すぐに表示されるようになる。2023年ごろ?)
また、その他にもAMPに代わるもっといいシステムが出てくる可能性もあります。
なんだかんだAMP化するのが大変
AMPを導入するかは、結局「対費用効果」の話になるかと思います。
確かにAMP導入にはメリットはあります。
しかし、導入にはそれなりに大変な作業が付きまといます。
(ちなみに私はAMP導入に便利なAFIINGER4という優秀な有料テーマは持ってますので、やろうと思えば出来る状態ではあります。)
その「作業」に対して十分な「効果(見返り)」が得られるかということです。
正直、私はAMPにはその「効果」はない気がします。
やはり、どうしても「将来性」に疑問を感じるからです。
がんばって導入しても「そういえばAMPって技術もあったね」みたいな状況になっては、大損してしまいます。
大変でなければ、やる価値はあると思います。
しかし、時間と労力をかけてまでやる必要はないと感じています。
と言っても、完全にスタンダードなシステムになったら私も導入するとは思いますが・・・。
その日まではAMPは導入する気はありません。
まとめ
AMPを導入しない理由
・将来性に疑問
・対費用効果に疑問
以上2つの点で私はAMP導入をしないことにしました。
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