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リオパラリンピックで話題となった両手のない卓球選手

口でラケットを操作する卓球選手

こんにちは!
皆さん、リオパラリンピックで話題となった両腕のない卓球選手をご存知でしょうか。
両腕が無いので口でラケットを咥えてプレイするのですが、とても口でラケットを操作してるとは思えないほど素晴らしい球を打つのです。

この選手はエジプトのイブラヒム・ハマト選手。43歳です。
ハマト選手は幼少期に事故で両手の肘から先を失ったのですが、元々やっていた卓球を諦めることができず挑戦を始めたそうです。
そして現在唯一口で卓球をするプレイヤーとなりました。

ハマト選手は卓球界ではけっこう有名で、水谷選手をはじめとするトッププロたちともエキシビジョンを行っています。
動画をご覧下さい。


いかかでしょうか?
信じられないくらい体の使い方が上手いですね。
本当にすごいの一言です。

人間に不可能はない

ハマト選手を見ていると人間の可能性に限界はないと感じさせてくれます。
そのプレイぶりには勇気をもらえますよね。
特に前例のないことをやってのける人たちは本当に尊敬します。

ハマト選手はおそらく誰に教わるわけでもなく、自分で試行錯誤して信じられないほどの時間をかけてあの技術を習得したのだと思います。
他にやっている人がいないわけだから当然です。
しかもある程度普通に返せるようになるまででも、相当な時間を要したはずです。

他に前例があれば、その人を目標に自分も頑張ればできるのだと希望が持てます。
しかし前例がないのであれば、真っ暗闇の中をとにかく進んでいくようなものです。
どれだけ頑張っても出来ないかもしれないと、不安になることは絶対あったはずです。
そんなつらい時期を乗り越えて、あれだけの技術を身につけたハマト選手は偉大だとしか言いようがありません。

人間の能力を最大限に使う

それにしても彼の動きはすごいです。
無駄な動きが一切ないというか、最小限の動きで最大限の効果を発揮しているように見えます。
口であれだけの球が打てるのですから、もしかしたら私たちは腕を使いすぎなのかもしれません。

手や腕は器用なだけに、余計な動きが多いとも言われます。
せっかく全身あるのに、現代人は手や足などの一部分しか使えていないらしいです。
何の世界でも達人と言われる人たちは動きが少ないように思えます。
技術はどうしても足していくものだと考えてしまいますが、実は引いていくものかもしれませんね。

特に卓球のような対人競技だと動きが大きいと相手に読まれますから、最小限の動きで相手に読まれない必要がありそうです。
私は卓球選手ではないので何とも言えないですが、ハマト選手の動きは全卓球選手の参考になるところがあるような気がします。

まとめ

パラリンピックでは人間に不可能はないというのを本当に見て感じることができます。
簡単に諦めるのではなく、やりたいのであればとことんやってみるという姿勢はとても大事なんだなと感じました。

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