今回はPHPをバージョンアップさせて、サイトの安全性と処理速度を上げる方法を解説します。
PHPバージョンアップは手動で行わなけれないけないので、意外に見落としがちな作業です。
なお、サイト構築環境はエックスサーバーとSTINGER8(AFFINGER4も可)です。
PHPとは
PHPとはWeb開発で使われるプログラミング言語のことです。
と言っても何のことか分かりにくいですが、簡単にいうと「Web開発に便利な規格」といったところです。
この「PHP」は時折バージョンアップが行われているのですが、新しいほど「安全」で「速く」なります。
しかし、サーバーやテーマが新しいバージョンに対応していないと不具合が発生することもありますので、バージョンアップは慎重に行う必要性があります。
今回はPHPを「5.6」から「7.0」にバージョンアップさせる方法を解説します。
現在、世の中の多くのサイトはバージョン「5.6」ですが、「7.0」にバージョンアップさせれば安全性が増し、処理速度が2倍程度になります。
不具合が出ない環境なら、ぜひしておきましょう。
当サイトで紹介する推奨環境
当サイトでは下記の環境での「7.0」の動作確認が取れましたので、紹介したいと思います。
・エックスサーバーであること
・WordPress4.7.4以上
・テーマはSTINGER8もしくはAFFINGER4
以上の環境であれば、問題なく動作しました。
ただしアクセス解析プラグインの「WassUp Real Time Analytics」に時折エラーが出る事があるようです。
大きなエラーではないので心配するほどではないですが、プラグインがバージョンアップして対応するまでは停止しておいた方が良いでしょう。(現在のWassUpのバージョンは1.9.3)
どうしてもWassUpを使いたい方は、PHPバージョンアップを我慢してください。
PHPバージョンアップ方法
PHPのバージョンアップ方法はとても簡単です。
⬇︎エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。
⬇︎ホームページ項目の「PHP Ver.切替」をクリックします。
⬇︎ドメイン選択画面で、バージョンアップさせたいドメインの「選択する」をクリックします。
⬇︎「変更後のバージョン」で『PHP7.0.7(推奨)』を選択して「PHPバージョン切替(確認)」をクリックします。
⬇︎「PHPバージョン切替(確定)」をクリックします。
⬇︎以上で設定変更は完了です。
まとめ
以上でPHPのバージョンアップは完了です。
世の中の流れは5.6から7.0に移っていっています。
少なくとも5.6のサポートが終了する前にバージョンアップをしておきましょう。
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