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ペラサイトで一番大事なこと。[スモールキーワードのつけ方]

サイト作成において最も重要な要素のひとつ「キーワード選定」。
今回は、そのキーワード選定の中でも「スモールキーワード」について詳しく見ていきます。
キーワード選定が分からない方はこちら>>「理解してますか?キーワード選定て何だっけ?」って時に読むページ

「スモールキーワード」はブログやサイトの初期段階において非常に大切なものですが、ペラサイトにおいても非常に重要なものとなってきます。
今回は「スモールキーワード」のつけ方について詳しく見ていきましょう。

ブログの基礎シリーズでは長い説明や他のページを読む必要もありますが、一度で理解する必要はありません。理解するまでは難しい題材ですが、何度も実践と勉強を繰り返して会得すべきことですので頑張りましょう。ここで頑張れるかが、成功の可否を握っています。

ペラサイトに選ぶべきキーワードとは

ペラサイトにはスモールキーワードを選ぶことが重要です
ではペラサイトにおけるスモールキーワードはどのように選ぶべきでしょうか。

ペラサイトとはだいたい1〜5ページくらのペラッペラのサイトのことです。
Googleのサイト評価基準がオリジナルコンテンツの充実となってからは、ペラサイトで稼ぐことは難しいと言われています。(裏技的なSEO対策は意味がなくなった。)

確かにペラサイトで何百ページもあるようなサイトに勝つことは難しいかもしれません。
しかし、ペラサイトにも生きる道は2つあると私は考えています。

1つ目は月に5,000円程度の少額を稼ぐペラサイトです。
2つ目はまだブームになる前の商品を先読みして大きな収益を狙う方法です。

5,000円稼ぐには「スモールキーワード選定」が大事になってきます。
大きな収益を狙うには「商材(広告)選定」のほうが大事です。

確実に稼ぐことを考えるなら、月に5,000円稼ぐサイトを作る方が良いでしょう。
それには「スモールキーワード」の選定が重要になりますが、ペラサイトではページ数が少ないため失敗はできません
5,000円といえども稼ぐのは簡単ではありません。
通常よりもシビアなキーワード選定が要求されます。

厳しい

5,000円稼ぐペラサイトのキーワード選定

ペラサイトではビッグキーワードは狙えません。
1ページで集客から購入までさせるには、かなり考え抜いた「スモールキーワード」が必要です。

・「ライバルが少なく」
・「最低限の検索数があり」
・「購入動機の高い人」

これらの条件を満たしたキーワードを選ぶ必要があります。
マイナーだが確実に買う人はいる。
そんなキーワードを設定しなければいけません。

キーワードを思いついた後にすることは
・検索ボリューム(数)の調査
・ライバル調査
この2つが重要になります。

また、キーワード選定のコツは「専門性を高くする」ということです。
ユーザーは総合情報サイトより専門サイトを信用する傾向があります。
病院でも総合病院より専門病院の方がより詳しそうな気がしますよね。
ペラサイトが生き抜く道は「専門性」です。

例えば、「サッカー すねあて」というキーワードを思いついたとしましょう。
(キーワードが中々思いつかない人には後ほどキーワード選定ツールを紹介します。)

まずは検索ボリュームの調査をしてみましょう。
GoogleAdWordsキーワードプランナーを使って調査します。

GoogleAdWordsキーワードプランナー

GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)とは、Googleが提供する広告出稿サービスのことです。
本来は広告出稿の為のツールなのですが、その中の「キーワードプランナー」というツールを使うと、おおよその検索ボリュームを調べることが出来ます。

キーワードプランナーを使って、検索ボリュームを調べるというのは「キーワード選定」の常套手段ですので、知っておくと良いでしょう。

GoogleAdWordsキーワードプランナーの使い方はこちらのページで解説しています。

>>[2017年]GoogleAdwordsキーワードプランナー使用方法

ライバル調査

キーワード選定において外せないのが「ライバル調査」です。
せっかくキーワードを考えても、強力なライバルが沢山いたら非常に厳しい戦いになります
「ライバルの種類」を把握しておく必要があります。

ライバル調査は実際にキーワードを検索してみて、上位に表示されるサイトをチェックしていくことが重要です。
この作業はけっこう大変です。しかし、大変な作業こそが人との「」を生み出します
それでは早速、「サッカー すねあて」で検索してみましょう。(ブラウザはGoogleChromeを使用しています。)

↓検索時の注意点として「設定」「プライベート検索結果を表示しない」をクリックしておいてください。そうでないと、公平な検索結果でなく、自身の地域や好みに合わせた検索結果になってしまいます。
説明

↓一番上の「広告」表示のあるサイトは無視してください。有料広告でサイトを上位表示させているだけです。広告というだけでユーザーから警戒される場合があります。(広告出稿サイト、リスティング広告サイト)
説明

上位は楽天などのショップサイトのようです。
ショップサイトは、純粋な販売サイトですので、検索順位では負けていてもタイトルの工夫などで勝つことが出来ます。
ユーザーはショップサイト以外の情報も欲しがりますので、ショップサイトの存在はあまり気にしなくて大丈夫です。(何ページもショップサイトが独占しているとさすがに厳しいですが。)

↓なんと、5〜7位は「すねあて.com」というサイトが独占しています。
説明

中身を見たところ10ページちょっとの小規模アフィリエイトサイトでした。
やはり同じことを考える人はいるものです。
他の検索結果のサイトを調べたところ、「すねあてを専門にしたサイト」はこのサイトのみでしたので、直接のライバルはこのサイトとなります。
他のサイトは「すねあて」に関する記事を書いてはいたものの、すねあて専門ではなくサッカー全般を取り扱っていましたので、勝つことは可能です。
専門サイトはユーザーの信頼を得やすいのです。

アフィリエイトサイトの存在に注意

ライバル調査をして、大規模アフィリエイトサイト(100ページ以上)がいくつか存在してるようでしたら諦めたほうがいいかもしれません。
しかし、狭い範囲での専門性で勝てるようであれば、可能性はあります。

ライバルの存在を確認したら、
・「そのライバルに勝つことは可能か」
・「勝つ為に費やす労力は妥当か」
の2点を判断します。

ライバルサイトに勝てるか?

今回の場合はライバルはほぼこのサイトしかありません。しかも10ページ少しですので、勝つことは可能でしょう。
もし、内容が充実したアフィリエイトサイトがいくつもあれば、そのキーワードは諦めたほうが良いでしょう。

「労力<報酬」となるか?

しかし、ライバルに勝つことが出来ても「労力報酬」となり、頑張った割には報酬が少なかったでは意味がありません
会社で言えば赤字経営と一緒です。
今回の例で言えば、20ページほどのサイトを作れば勝てそうですが、果たしてその価値があるかどうかです。
(20ページといえども、相手と内容がかぶらずにコンテンツを充実させるのは、それなりに大変です。後発サイトは同じ内容だとコピーサイトの烙印を押される可能性があります。)

そこでどれくらいの報酬が期待出来るかを予想します。
予想には以下の2点に注意します。

・アクセス数
・アフィリエイトリンクの種類

アクセス数の調査

まずアクセス数を「SimilarWeb」というツールを使って調べます。
このツールを使えば、サイトのURLを入力するだけでおおよそのアクセス数を調べることが出来ます。(精度70%〜80%)

↓「SimilarWeb」にアクセスして、調べたいサイトのURLを入力します。
説明

↓検索結果の「Traffic Overview」の所を見ます。
説明

グラフは過去6ヶ月間のPV数です。カーソルを合わせると数値が出ます。
「Total visits」は先(先)月のPV数です。(あくまで推測値です。)
単位はK=千。M=百万です。
画像のサイトのアクセス数は16,000PVですね。(これはすねあて.comの数字ではありません。)
他にも色々数値が出てますが、基本的なアクセス数が分かれば十分でしょう。

ペラサイトの場合、月間1,000PVあれば収益化の可能性はあります。
商材によっては500PVでもいいかもしれません。
ある程度のアクセス数が見込まれるなら、挑戦する価値はあります。

アフィリエイトリンクの種類

次にアフィリエイトリンクの種類を確認します。
手数料単価を確認するためです。
ライバルが貼っているリンクにマウスオーバーすれば、どこのASPのアフィリンクかが分かります。

アマゾンや楽天でしたら、単価はかなり安くなります。
その場合はアクセス数が多くないと収益額は低くなります。

A8.netなどのASPでしたら、高単価の可能性もありますから挑戦する価値はありそうです。
出来ればそのASPで商材を探してみましょう。
単価はもちろん高い方が良いです。(その分ライバルは多くなる)
※一部上級アフィリエイターはクローズド案件(お得意様専用)でリンクを貼っています。自分もやろうとしても商材が扱えないこともあります。

SEOツールは使わなくてよい

ライバルチェックにはSEOツールを使用すると良いという情報もありますが、私の感覚ではSEOツールはあまりあてにならないかなと思います。
※SEOツールを使うとサイトのランクや被リンク数など様々な情報が分かるのですが、あまり関係なくなっているという情報もあります。

私はライバルチェックは実際にそのサイトを訪問して、どういった作りをしているかを見るのが重要になると思います。
その人がどれくらい「本気」でそのサイトを作っているかを見るのです。
その人の本気度と自分の本気度を比べて、勝てると思えば勝負してみるのが良いでしょう。

やる気

ライバルチェックまとめ

ライバルチェックのポイントは下記のようになっています。

①<ライバルに勝てるかどうか>
・広告出稿サイトとショップサイトは無視。
・大規模アフィリエイトサイトがいるかどうか。
・ライバルサイトの数。
・ライバルサイトの本気度に勝てそうか。

②<労力と報酬の関係>
・どれくらいの規模のサイトを作る必要があるか。
・勝った時のアクセス数は妥当か。
・報酬の高いリンクが存在するか。

今回の例で言えば、私であればこのキーワードには挑戦しないと思います。
あまり詳しいジャンルではないので、オリジナルのコンテンツを20ページ作れる気がしません。

あえての挑戦が収益となる

しかし、ペラサイトは「あまりおいしいとは言えない条件」の所にあえて労力を突っ込むからこそ、少額稼げるものです。
「他の人がしない事をあえてする」気概が収益化に繋がっていきます。
人と同じことをしていたのではダメです。
多少、労力過多でも挑戦していかないと中々稼ぐことは難しいでしょう。

ところで、最近(2017年2月時点)キーワードプランナーにて「ペラサイト」の検索ボリュームを調べてみたところ、月に2,000ほどしかありませんでした。
やはり、ペラサイトは以前ほど稼げなくなっているので、ペラサイトに対する関心自体が少なくなっているようですね。
これはペラサイト作成側としては、ありがたい話です。
ライバルが減っていますから、ペラサイトがニッチ産業として生き残れる可能性は高くなってきます。

「大手が狙わないところをあえて狙う」
それがペラサイトの本質ではないでしょうか。

挑戦

大きな収益化ペラサイトキーワード選定の考え方

大きな収益を狙うペラサイト作りには「商材(広告)選定」が重要となります。

通常、購入動機が高いキーワードの「ライバル数」と「検索数」というのは基本的に比例する関係なのですが、時々ライバル数が少ないものがあります。
それは、まだ新しい情報や商材だったり、急にブームになった為です。
それゆえ検索数は多いのにライバルが少ないということが時々起こります。

もし、「検索数は多いがライバルが少ない」というものを見つけた時は大チャンスです。
一刻も早く他の人よりスタートすれば、ビッグキーワードで上位表示させることが可能です。

しかし、厳密に言えば「検索数」が多くなった時点で多くの人は、その商材に注目しています。
つまり、話題になってからでは遅いと言えます。
ということは「これから検索数が伸びる商材」を見つける必要があるのです。
検索数が多くなっている時点ではすでに遅いので、検索数が伸びる前に作っておくのです。

もし、これから伸びる商品や情報のサイトを前もって作ることが出来れば、大きな収益も夢じゃないかもしれません。
たった一枚の1日で作ったページが、月に何十万も稼ぐページになることだって実際あります。
しかし、ブームが終わったり、大規模サイトが出て来れば終了です。
ですが大規模サイトが出てきても、こちらもページを増やしていけば対抗できます。
先行サイトの方が有利ですから。

もちろん、そんな商品(広告)が分かれば苦労しませんが、ちょっとワクワクするような話でもあります。
このやり方にはペラサイトがぴったりです。
ペラサイトであれば低リスクで、そういった投資のようなことが出来ますので、宝探しのような感覚で楽しみながら作ることが出来ます。
ペラサイトは低リスクで「実験」出来る非常に有効なサイトです。
そういった意味では幅広い商材のペラサイトを作って、手をつけておくことも大切です。

メインの大規模ブログサイトと幾つものペラサイトでリスク分散しながら収益化するのが、現在のスタンダードな戦略と言えるでしょう。

一攫千金

ペラサイトのキーワードを考える時のポイント

これまでキーワードの選定方法を見てきましたが、最初のキーワードを選ぶ時にはそもそもどんな事を基準にすれば良いでしょうか?
いくつかポイントをあげておきます。

悩み系を選ぶ

やはり「悩み系」はどんな時でも強いものです。
世の中のあらゆる悩みに対する商材はどんどん増えていっています。
新しいジャンルの悩み系商材が出てきた時はチャンスです。
ただ、人の弱みに付け込んで成約させるようなサイトは作らないでください。
あくまでwin-winの関係になるよう気をつけてください。

もし、自分が同じ悩みを解決した経験があるなら、その経験を活かしてサイトを作れば強力なコンテンツになります。
一次情報(自分が経験したりした情報。人から聴いたり読んだものは二次情報)でコンテンツを作ることが、現在最高のSEO対策となっています。

季節ものを選ぶ

クリスマスだったりハロウィンだったり、そういった季節ものにはしっかりとした需要があります。
これらのサイトを早めに作っておくと良いでしょう。
大きなイベントはすでに厳しいですが、小さな季節イベントを前もって調べてサイトを作っておけば、もしかしたら爆発するかもしれません。
ハロウィンなんて今でこそすごい規模ですが、数年前まではほんの小さなイベントでした。
「もしその時にコスプレ衣装のサイトを作っていれば・・・今頃すごいことに」なんて考えると何が起きるか分からないものです。

検索する人になりきる

悩みを持って検索する人の心境になりきってキーワードを考えてください。
「自分だったらどうするか」も大事ですが、「あの人だったらどうするだろう」という視点も大切です。
特定の人物になりきって(性別、年齢、職業、趣味など細かく設定してみる)、検索ワードを考えてみてください。

マーケティング用語で「ペルソナ」と言いますが、「特定の人物」をターゲットとすることで、サイト作りに芯が出来てブレがなくなります。
あの人もこの人もと欲張るとターゲットがボヤけて、かえって誰の心にも引っかからないサイトとなってしまうのです

キーワード選定ツールを使う

キーワードが思いつかない時はツールを使って候補を挙げていくのも方法です。
様々なツールがありますが、代表的なものを紹介しておきます。

GoogleAdWordsキーワードプランナー

何度も出てきていますが、キーワードプランナーの関連キーワードは良い候補になります。

Googleサジェストキーワード

Googleなどで検索する時に、一語入れると関連キーワードの候補が出てくるアレです。
実際に多くの人が検索しているワードなど、参考にできます。

↓サジェストキーワード
説明

goodkeyword

一つのキーワードを入力すると、関連キーワードを無数に表示してくれます。
ピンときたキーワードがあれば参考にしましょう。

↓「goodkeyword」にアクセスして、キーワードを入力して「検索」をクリックします。
説明

↓このように沢山の関連キーワードが表示されます。
説明

まとめ

ペラサイトのキーワード選定には下記の事がポイントになります。

<少額稼ぐペラサイト>
・検索数がある程度確保できること。
・強力なライバルがいないこと。
・専門性で勝負できること。

<大きな収益化ペラサイト>
・商材(広告)選定でブームを先読みすること。
・手広い商材で実験しておくこと。

キーワード選定は非常に大事ですが難しくもあります。
このように文章で読んでも理解するのは困難な部分もあります。

一番いいのは実践しながらキーワード選定を学ぶことです。
その意味でもペラサイトは有効な手段です。
数をこなせばこなすほど、精度が上がり失敗しなくなっていくでしょう。

また、ペラサイトで得た知識と経験をメインの大規模ブログにフィードバックさせることもできます。
ぜひ多くのキーワードを考えてペラサイトを作ってみてください。

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