ウイスキー

元バーテンが本当にお勧めしたい厳選ウイスキー10選[完全版]

今回も元バーテンダーである私ロートが、おすすめのウイスキーを紹介したいと思います。
今回のテーマは「本当におすすめしたいウイスキー」です。

オールタイムフェイバリットな10本

今回は、私がバーテンダーとしての経験から「最もおすすめしたい10本のウイスキー」を紹介します。
「美味しさ」はもちろん、「コストパフォーマンス」「手に入りやすさ」「バーでの人気」も考慮して選びました。
値段は6,000円以下ぐらいに抑えています。
多少の個人的好みも含まれていますが、その点ご了承ください。

定番の物から少し外したところまでバランス良く厳選しました。
本当であれば10本というのは無理があるので、泣く泣く選外にしたウイスキーもあります。
「なぜあれが入ってない!」と思われる部分もあるかと思いますが、ご勘弁を。。

また、今回は残念ながら「コストパフォーマンス」と「手に入りやすさ」によりバブル人気のジャパニーズウイスキーは落選となってしまいました。
それでは「本当におすすめしたいウイスキー10本」を紹介します。

※バーでの値段はお店によりかなり違う場合がありますので、参考価格としてお考えください。また、市場価格も変動しますので誤差はご了承ください。

ザ・マッカラン 12年

酒屋で1本 5,000円くらい。
バーで1杯 1,000円〜くらい。

※値上がりしました!
酒屋で1本 7,500円くらい。
バーで一杯 1,500円くらい。

スコッチシングルモルトを代表する銘柄の一つです。
シェリー樽由来の非常に華やかで芳醇な香りは、多くの人の心を掴んで離しません。
水割りでも非常に美味しいので女性にもお酒が弱い人にもおすすめです。

徐々に値段が上がっていっていますが、まだまだコストパフォーマンス的には満足できる質の高さです。
「シングルモルトのロールスロイス」と呼ばれる王道ウイスキーですので、避けては通れません。

追記:本当にどんどん値上がりしていますし、手に入りにくくなっています。需要過多でしょうがないとは思いますが、サントリーが輸入してるウイスキーは容赦なく値上がりされますね・・・。
原酒不足で無くなるんじゃないかという噂もありますし、ファンの方は買えるうちに購入しておいた方がいいかもです。

ちなみに最近は12年に代わって「ダブルカスク」をスタンダードとして押してるようです。
こちらも十分美味しいウイスキーですが、12年好きの人からすると少し違和感を感じるかもしれません。

ロート
「華やか」という言葉が一番似合うシングルモルトですね。

グレンモーレンジ オリジナル 10年

酒屋で1本 3,800円くらい。
バーで1杯 850円〜くらい。

濃厚で旨味が強いスコッチシングルモルトです。
それでいて飲みやすくもあるので、初心者から上級者まで楽しめる懐の広いウイスキーです。
ウイスキーらしいウイスキー」ですし、値段から考えるとコスパ最強かもしれません。

珍しく仕込み水に硬水を使っていますので、出来る事なら硬水を使って水割りにすると良いでしょう。(ヨーロッパのミネラルウォーターがおすすめです。)

ロート
ウイスキー初心者の方に進めると最も気に入ってくれる銘柄の一つです。

オーバン 14年

酒屋で1本 5,500円くらい。
バーで1杯 1,200円〜くらい。

スコットランド西ハイランド地方の素晴らしいシングルモルトです。
非常にバランスの取れたウイスキーで、少しランクの高いウイスキーを飲んでみたい時に最適な一本です。

洗練された飲みやすさと適度なピート感は飲んだ人をとても心地よくさせてくれます。
日本での知名度はそれほどでもないですが、世界中に多くのファンを持ちます。

ロート
ウイスキーが苦手な人でも「これは美味しい」と感じる上質なウイスキーです。

アードベッグ 10年

酒屋で1本 4,700円くらい。
バーで1杯 1,000円〜くらい。

世界でも最もスモーキーな一本の一つで、熱烈なファンを多く持つ個性的なシングルモルトです。
アイラウイスキーの中でもラフロイグと双璧を成しますが、個人的好みでこちら選ばさせてもらいました。

スモーキーながらも甘美な甘みで、うっとりするような味わいがあります。
ハイボールにしてもおすすめで、正露丸のようなピートの香りはクセになること間違いなしです。

逆に初心者のころに飲んでしまうと、ウイスキー嫌いになるかもしれません。要注意。

ロート
時々無性にアードベッグが飲みたくなります。クセの強い香りが中毒になるウイスキーです。

カリラ 12年

酒屋で1本 4,800円くらい。
バーで1杯 1,000円〜くらい。

アイラウイスキーは良いものが多いので、選別に迷いましたが2本目はカリラにしました。
アイラの中でも最もバランスが取れており、ピートのパンチがありながらもライトな飲み口で人気のあるシングルモルトです。

飲む気分を選ばない万能さがあり、それでいて大人しいわけでもないモルトです。
非常に満足度の高い一本です。
今回「ラフロイグ」「ボウモア」は選外となりましたが、両者も甲乙つけがたい銘酒です。

ロート
ジョニーウォーカーのキーモルトでもあります。

ラガヴーリン 16年

酒屋で1本 6,300円くらい。
バーで1杯 1,300円〜くらい。

「シングルモルトの巨人」と呼ばれる、最高のウイスキーのうちの一つです。
アイラモルトですが、ほどよいピート奥深い香味でとても美味しいウイスキーです。

値段も少し高いですが、それでも安いと思ってしまうほどの質の高さがあります。
一度は飲んでみるべき銘酒です。

ロート
ちょっと贅沢したい時におすすめのウイスキーです。

ジョニーウォーカー ダブルブラック

酒屋で1本 3,000円くらい。
バーで1杯 800円〜くらい。

世界で最も売れてるスコッチであるジョニーウォーカーからは「ダブルブラック」をチョイスしてみました。
通常のブラックよりも「濃く」感じる味わいは、多くの人を満足させる実力があります。

また、何と言ってもハイボールにすると最高に美味しい一本です。
濃厚でいてウイスキーらしい風味のハイボールは通常のブラックをパワーアップさせた逸品ブレンデッドウイスキーです。

ロート
通常のブラックより数百円しか高くないのでお得です。

モンキーショルダー

酒屋で1本 3,400円くらい。
バーで1杯 850円〜くらい。

ブレンデッドからもう一本は「モンキーショルダー」を選びました。
個人的には数あるウイスキーの中でも「最も飲みやすい一本」だと思っています。

初心者や女性にはぜひおすすめしたいスムースでスッキリとした味わいです。
ブレンデッドですが、シングルモルトのみをブレンドしたリッチな香味も特徴で、一押しのウイスキーです。

ロート
数々の国際賞を獲得しているブレンデッドウイスキーです。

ジャックダニエル ブラック

酒屋で1本 2,300円くらい。
バーで1杯 650円〜くらい。

バーボンからは日本で最も飲まれているウイスキーの一つ「ジャックダニエル」をまず選びました。
「定番」すぎる気もしますが、それでも外せない実力のあるバーボンです。
(ジャック・ダニエルはバーボンではないという誤った情報もありますが、法律的にはバーボンです。しかしその中でもテネシー・ウイスキーというプレミアムな立場にあるというのが米国でのジャックの立ち位置です。しかし日本においてはテネシーウイスキーがプレミアムであるというイメージは浸透していないのでバーボンとして紹介しても差し支えないと思います。)

バニラやバナナのような香りはウイスキーとは思えない飲みやすさを実現しています。
多くの熱狂的ファンがいるジャックはどんな飲み方にもマッチする万能選手です。

ロート
ジャックダニエル専門のバーもあるほどの人気を誇ります。

ワイルドターキー 8年

酒屋で1本 2,800円くらい。
バーで1杯 700円〜くらい。

バーボンからもう一本はワイルドターキー8年です。
50.5度の高いアルコール度数とは思えない飲みやすさで、コストパフォーマンスも高いウイスキーです。

ハイボールでもしっかりとした味わいが残るので非常におすすめです。
バーボンらしい甘みもしっかりとあり、初心者にもおすすめできるウイスキーです。

ロート
料理にも合うので、私の家には必ず常備してあります。

まとめ

以上、「本当におすすめしたいウイスキー10本」を紹介しました。
・ザ・マッカラン 12年
・グレンモーレンジ オリジナル 10年
・オーバン 14年
・アードベッグ 10年
・カリラ 12年
・ラガヴーリン 16年
・ジョニーウォーカー ダブルブラック
・モンキーショルダー
・ジャックダニエル ブラック
・ワイルドターキー 8年

今回は10本厳選ということで、上記のウイスキーを選んでみました。
泣く泣く選外にしたウイスキーもいっぱいあるので、またの機会に紹介出来ればと思います。
この10本は本当に素晴らしいウイスキーばかりですので、ぜひ飲まれてみてください。


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