今回も元バーテンダーである私ロートが、おすすめのウイスキーを紹介したいと思います。
今回のテーマは「初めてのハイランドウイスキー」です。
目次
スコットランド ハイランド地方のウイスキー
スコットランドの中でも範囲が広い「ハイランド」地方。
通常は「東西南北」に分けられますが、あまり分類が細かくなりすぎても分かりづらくなりますので、今回は「ハイランド」を一括りとして「初心者におすすめの初めてのハイランドモルト」を紹介したいと思います。
ハイランド地方は範囲が広くて特徴も様々ですが、銘酒もたくさんありますのでぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。
それでは「初めてのハイランドウイスキー5選」を紹介します。
※バーでの値段はお店によりかなり違う場合がありますので、参考価格としてお考えください。また、市場価格も変動しますので誤差はご了承ください。
グレンモーレンジ オリジナル 10年
酒屋で1本 3,800円くらい。
バーで1杯 850円〜くらい。
北ハイランドの銘酒で、バーでも最も人気のある部類のウイスキーです。
今回最もおすすめな一本です。
スコットランドでは最も飲まれているシングルモルトになります。
仕込み水に硬水を使用しており、誰が飲んでも美味しいと思える普遍的な味わいがあります。
飲みやすくもしっかりしているので、初心者から上級者まで満足できる完璧な一本と言えるでしょう。
![](https://netnews-street.net/wp-content/uploads/2016/10/alpaca-1672647_640-e1476336783740.jpg)
オーバン 14年
酒屋で1本 5,500円くらい。
バーで1杯 1,200円〜くらい。
オーバンは西ハイランドを代表する銘酒です。
ピートと飲みやすさのバランスは随一で、最も完成度の高いウイスキーの一つです。
少し高いですが、もっと上のクラスでもおかしくない香味で世界中に多くのファンを持ちます。
ワンランク上に挑戦する時にも最適の一本と言えます。
![](https://netnews-street.net/wp-content/uploads/2016/10/alpaca-1672647_640-e1476336783740.jpg)
クライヌリッシュ 14年
酒屋で1本 5,300円くらい。
バーで1杯 1,100円〜くらい。
クライヌリッシュは北ハイランドのシングルモルトです。
古くから多くのファンを持つ銘酒で、「グレンリベット」と比較されるほどの銘柄です。
爽やかでいてしっかりとした香味は万人受けする美味しさです。
塩っけのあるドライな余韻が静かに続きます。
![](https://netnews-street.net/wp-content/uploads/2016/10/alpaca-1672647_640-e1476336783740.jpg)
トマーティン 12年
酒屋で1本 4,200円くらい。
バーで1杯 900円〜くらい。
トマーティンは北ハイランドのシングルモルトです。
シェリー樽由来の甘めの香味とほどよいピートで、日本人に最適の一本です。
まろやかですがパワフルでもあり、バランスが取れています。
女性にも人気で、バーではリピーターが多いウイスキーでした。
![](https://netnews-street.net/wp-content/uploads/2016/10/alpaca-1672647_640-e1476336783740.jpg)
オールド プルトニー 12年
酒屋で1本 4,500円くらい。
バーで1杯 1,000円〜くらい。
オールド プルトニーは北ハイランドのシングルモルトで、スコットランド本土で最も北にある蒸留所です。
海の香りの塩気とほどよいオイリーさでしっかりした香味です。
それなりにパンチがありますので、最初はきついかもしれませんがハマると抜け出せません。
魚料理に合いそうな一本です。
![](https://netnews-street.net/wp-content/uploads/2016/10/alpaca-1672647_640-e1476336783740.jpg)
まとめ
今回は「初めてのハイランドウイスキー」と題して以下の5本を紹介しました。
・グレンモーレンジ オリジナル 10年
・オーバン 14年
・クライヌリッシュ 14年
・トマーティン 12年
・オールド プルトニー 12年
ハイランドにはまだまだ沢山のウイスキーがありますが、まずはこの辺りから飲まれてみる事をおすすめします。
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