ウイスキー

元バーテンがオススメする定番アイラウイスキー5選

今回も元バーテンダーである私ロートが、おすすめのウイスキーを紹介したいと思います。
今回のテーマは「定番アイラウイスキー」です。

ピートウイスキーの代表的地域「アイラ」

今回はスモーキーなピートウイスキーと言えば「アイラ」といわれるほど世界的なウイスキー生産地「アイラ島」のシングルモルトウイスキーを紹介します。
スコットランドにあるアイラ島は島全体が「ピート」と呼ばれる泥炭で覆われており、そこで生産されるシングルモルトウイスキーはスモーキーで味わい深く、世界中にファンがいます。

ロート
私もアイラウイスキーは大好きです。

今回は、「アイラウイスキー」の中でも特に定番といえる5本を紹介します。
アイラを知るにはまずはこの5本を飲んでみると良いでしょう
ただし、どれも癖が強いのでウイスキー初心者は気をつけてくださいね

※バーでの値段はお店によりかなり違う場合がありますので、参考価格としてお考えください。また、市場価格も変動しますので誤差はご了承ください。

アードベッグ 10年

酒屋で1本 4,800円くらい。
バーで1杯 1,100円〜くらい。

個人的に最もおすすめしたいのが、この「アードベッグ テン」です。
最もスモーキーなウイスキーの一つで、かつ甘くしっかりした味わいは多くのウイスキー好きから愛されています。
「正露丸のよう」とも言われる香りですが、一度はまったら病みつきになってしまいます。

ストレート、ロック、ハイボールと何でも合うので万能性もあります。
オフィシャルでありながらボトラーズにも引けを取らない完成度の高いウイスキーです。

ロート
読み方は「ARdbeG(アードベッグ)」と最後の文字は「G」です。ボトルのロゴを見ると小文字の「q」に見えて「ク」と思いがちです。

ラフロイグ 10年

酒屋で1本 4,600円くらい。
バーで1杯 1,100円〜くらい。

アードベッグと並ぶ最もスモーキーな一本
ラフロイグの方がよりキレがありドライな印象です。
若干の塩っぽさから少し辛口に感じます。

アードベッグよりもソーダ割りとの相性は良いと言えるでしょう。
「アイラモルトの王」とも呼ばれ、イギリスのチャールズ皇太子お気に入りの一本でもあります。

ロート
初心者にはけっこうキツめのウイスキーですが、大人気の一本です。

ボウモア 12年

酒屋で1本 4,600円くらい。
バーで1杯 1,000円〜くらい。

「アイラの女王」と呼ばれる、アイラモルトです。
ラフロイグなどと比べるとスモーキーさは柔らかいので、こちらの方が初心者向きです。

フルーティさと潮の香りのバランスが良く、世界中にファンを持ちます。
値段も少し安いので、ピート入門の一本としてもおすすめです。

ロート
アイラモルトはまずはボウモアから始めるのが定番ですね。

カリラ 12年

酒屋で1本 4,800円くらい。
バーで1杯 1,100円〜くらい。

カリラは最もバランスの取れたピートウイスキーの一本です。
アードベッグ、ラフロイグに次ぐスモーキーフレーバーを持ちながら、ライトで飲みやすくもあるので「通」の人たちにも人気の一本です。

いき過ぎないスモーキーさと、ほどよいドライさが飽きのこない味わいとなっています。
ボウモアでは物足りなく、ラフロイグはキツすぎる方には最適な一本と言えるでしょう。

ロート
知れば知るほどはまってしまう不思議な魅力のあるウイスキーです。

ラガヴーリン 16年

酒屋で1本 6,300円くらい。
バーで1杯 1,300円〜くらい。

「最も美味しいウイスキー」の一つだと言えるのがラガヴーリンです。
他のアイラモルトよりも値段が少し高いことからも分かりますが、最も完成度の高いアイラモルトです。

ほどよいスモーキーさと、深く複雑なウイスキーらしい味わいは万人受けする素晴らしいものです。
マッカランと双璧をなす「シングルモルトの巨人」をぜひ一度味わってみるべきでしょう。

ロート
飲んだ瞬間「美味い」と思ってしまう完璧さがあります。

まとめ

以上、「定番アイラウイスキー5選」を紹介しました。
・アードベッグ 10年
・ラフロイグ 10年
・ボウモア 12年
・カリラ 12年
・ラガヴーリン 16年

どれもクセは強いですが素晴らしいウイスキーですので、ぜひチャレンジしてみてください。


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